 |
| |
―ベンチャー支援の内容と特徴を具体的に教えてください。
|
採用と育成は言うまでもなく企業力の源泉たるものです。採用と育成に関するアクションが主観や経験に依存したものに過ぎないと、将来的に企業が弱くなってしまいます。
採用と育成には人間力(ジェネリックスキル)やコンピテンシー、それらの測定メソッドについての専門知識が不可欠です。また、それらを選考プロセスとして具現化する力が求められます。
私たちはクライアント企業のビジョンやコアバリューを踏まえた唯一無二な形で、採用プロセスに正しさと客観性を備える支援をしています。採用活動の過程で得られたデータは人材育成の基礎データとして活用し、採用から育成におけるシームレスなプロセスを形成する支援をしています。
|
 |
|
―ベンチャー支援をする上で、「一番大切なポイント」を教えてください。
「採用と育成に科学を」という視点を大切にしています。これは企業規模の如何にかかわらず、採用と育成のプロセスに演繹的な設計思想が欠けているためです。
一方で企業にはその企業が現在の状況に至るまでに培ったDNAともいうべき具体的な唯一のストーリー、バリューがあります。
我々が持っている「採用と育成に関する正しい考え方(フレーム)」を企業に導入する際、各社が同じ最終形になることはありません。「正しさ」を厳正に保ちつつも、その企業のバリューとどのように化学反応させるのか、これは毎回とても興味深いことであるとともに、最も重要なプロセスになります。私たちもクライアント企業とともに進化したいと思っています。
|
―伸びるベンチャーを見極めるポイントを教えてください。 |
 |
|
|
Point 1 詳述 :
メッセージがシンプルかつ正しいものであること
チーム全体が「何に向かって」いるのか強く共有されていることが重要です。
その理想に向かうモメンタム(勢い)は、単なるビジネスモデルの優位からでは維持することができません。モメンタムをさらなる拡張プロセスに乗せるには、メッセージに人の心を動かす正しさがあり、シンプルであることが必要だと思います。
Point 2 詳述 :
自己組織化されていること
チームとしての強さは、自己組織化されることで発揮されるものだと思います。
それは「個」がイキイキとして強く、「全体」ではポジティブ・フィードバックを通じて自然に秩序が形成され、ダイナミックに変容していけるような状態です。
Point 3 詳述 :
イノべーティブであること
正しいこと、自律的であることも、すべては他者に価値を提供できるかどうかという視点に立っていなければ自己満足に終わり、企業として発展することは難しいと思います。そのためには社会的価値の創造に対して矛盾を解決する存在、イノベーターでなくてはならないと思います。
|
|
―これまで行ったベンチャー支援のケースを教えてください。
我々はベンチャーだけでなく、大手企業のクライアントの支援も行いますが基本的なフレームは同じです。人材の育成を設計するときには、指標(メジャメント)を設け、その正しい測定方法を導入する、その測定についての運用を設計し、育成につなげる目標管理制度や、PDCAを自律的にまわすための仕組み構築の支援を行う、というものです。
それ(特に測定について)は採用活動のプロセス設計に活かされますが、対学生・内定者の成長支援や、新入社員、社員の人材育成など、広くすべてのフェーズに応用されます。
※〔小宮氏の執筆活動〕 ・Human Capital laboratoryにて「採用力アップ講座」を連載中
・独立行政法人 労働政策研究・研修機構が発刊している「日本労働研究雑誌 2007年10月号(No.567)」にて「採用とアウトソーシング」について執筆
|
|
|
|
|
| |
|