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―ベンチャー支援の内容と特徴を具体的に教えてください。
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「日本の技術を世界に」を合言葉に、技術に立脚したベンチャー企業に対して、スタートアップ期から投資し、積極的な事業支援をしています。
また特徴的なのは、まだ売上もない段階や赤字の段階から投資する点ですね。株価のつかないような時期から、そのベンチャー企業を先行評価して、ある程度の株価を付けて投資します。
そして、投資した後は、ハンズオン型で、投資先に社外取締役として入り、積極的な事業支援をします。ただ投資するだけでなく、投資先の商品サービスを作り上げるところから関与するわけです。ちなみに株式シェアはたいてい20%前後が主ですね。
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―ベンチャー支援をする上で、「一番大切なポイント」を教えてください。
私がベンチャー支援をする上で大事にしているのは「真面目」「熱心」「忍耐」「現場」というキーワードです。真面目に熱心に支援を続け、どんな困難に直面しても逃げずに忍耐強く続ける。 そして、何よりも現場を大事にして、日々現場で改善を積み重ねていく。
私はベンチャー企業を支援する時、大事なのは“こころ”だと思っています。 テクニックではなく、最後は情熱です。
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―伸びるベンチャーを見極めるポイントを教えてください。 |
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Point 1 詳述 :
経営者が未来に対して真面目かどうか
経営者は過去よりも未来に関心がなくてはいけません。 そして、何よりも未来に対して真面目であることが大事です。 未来のために、真面目に努力している経営者は成功します。
また決して大胆である必要はありません。臆病でいい。 臆病だからこそ、未来に対して真面目に取り組むことができるんです。
Point 2 詳述 :
経営者が世の中の変化に関心があるかどうか
経営環境は日々刻々と変化していきます。だから経営者も日々変化し、成長することが求められるんです。1週間後に再会した時に、1週間分の成長をしていない経営者はダメだと思います。投資するか判断している間にも、その経営者が成長していれば、そのベンチャー企業の成功の確率は高いでしょう。
Point 3 詳述 :
経営者があきらめないかどうか
ベンチャー企業は多くの困難に直面します。どんな困難にもあきらめずにやり続ければ、いずれ解決策は見出せます。ですから、絶対にあきらめないというのも大事です。どんな困難にぶち当たっても、あきらめない。 そういう強靭な意志の強さが経営者には必須です。
Point 4 詳述 :
経営者が、会社を俯瞰的に見れるかどうか
経営者はゼネラリストでなくてはいけません。 特にベンチャー企業の経営者は、経営を多面的に全体的に見る能力がなくては務まりません。
ヒト・モノ・カネのすべての部分を把握し、決断をするわけです。 ひとつの分野の専門家では、ベンチャー企業の経営はできません。
Point 5 詳述 :
事業内容が時代の大きな流れに合致しているかどうか
そのベンチャー企業が提供している商品サービスが、時代の大きな流れに沿っているかどうかも大事です。 また、その伸びる業界で事業展開していたとしても、その会社独自の強みがあるかどうかも見なくてはいけません。
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―これまで行ったベンチャー支援のケースを教えてください。
いちばんメジャーな投資先で言うと、モバゲーなどを展開している株式会社ディー・エヌ・エーですね。 創業当時に、弊社が先行評価して投資し、その後も事業支援を積極的に行ってきました。 今でも私自身が監査役として関わっています。
また他には、株式会社イメージワン(ヘラクレス上場)やインフォテリア株式会社(マザーズ上場)などがあります。あと、そろそろ上場する会社としては、エイケア・システムズ株式会社がありますね。
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株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA) 代表取締役社長 南場 智子氏
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村口さんは、個人資産家から資金を集めてベンチャーに投資する日本には数少ないタイプのVCなので、これからの日本のベンチャー創出において、とても貴重な役割を担っていると思います。DeNAも村口さんの力があったからこそ、数々のピンチを乗り越えて今日まで会社を成長させることができました。
特に当社の創業期に起こったシステムの不具合による失敗は、村口さんの力無くしてはリカバリーできなかったと思います。まだDeNAに出資をしていなかった村口さんがいろんな手を尽くしてくれました。本当に感謝しています。今後も志を貫かれて、日本において優秀な起業家を多く輩出して頂ければと願っています。
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インフォテリア株式会社 代表取締役社長/CEO 平野 洋一郎氏
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当社の創業期におけるファイナンスの成功は、村口さんを抜きにしては語れないですね。私の頭の中にあった資本政策のイメージをきちんと数字に落とし込んで具現化して頂きました。やはり投資家から出資を受けるためには、投資側の視点に立った資本政策を提示しなければいけないですからね。その点、村口さんの力をお借りできたのは大きかったと思います。
また、村口さんと接していると「本気で日本のベンチャーを育成していきたい」という熱い想いを感じますね。村口さんほど、体当たりで日本のベンチャーを育成しようとしている人はいないんじゃないでしょうか。
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エイケア・システムズ株式会社 代表取締役 有田 道生氏
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村口さんには創業期から本当にお世話になっています。資本政策の策定から始まりIPOを目指すためのプロフェッショナルチームのご紹介、また創業時の事務所に関しても村口さんらが共同運営していたインキュベーションオフィスを利用させて頂きました。
ベンチャー企業をスタートアップの頃から支援するのは今では珍しくありませんが、私が創業した当時の日本ではあまり認知されていませんでした。しかし、村口さんは早い段階からこの分野に着手していましたからね。新規性のあるものや成長性が見込めるものに対しての嗅覚は凄まじいものがあると思いますよ。
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株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ 代表取締役社長 林 元徳氏
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私がいまの事業を始めようとした時、VCなどを始め支援して頂けそうな方は結構いました。しかしその中でも、私の意図を汲み取り、独立性のあるベンチャーとして支援をして頂ける方は村口さんしかいないと思いましたね。創業当時に私が思い描いていた「セキュリティの未来像」に村口さんは共感して頂き、その実現を目指して徹底的に継続するべきだと、いろいろとアドバイスを頂きました。
身も心もお金もすべてをかけて支援する村口さんのスタイルこそ、私は“真のハンズオン型支援”だと思っています。村口さんは支援者としても、ひとりの人間としても絶対的な信頼を置ける存在ですね。
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